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アイスブレイクとは?意味と6つの効果!自己紹介やコミュニケーションをしよう!

インプロ・ファシリテーション

アイスブレイクは、学校のクラス開きや研修の最初、初対面の人が集まる場所などで、場の固まった空気をほぐすことができ、また、初めて出会った人たちとのコミュニケーションを自然と作ることができる効果があります。

アイスブレイクの効果と、簡単にできるアイスブレイクのバリエーションをご紹介します。

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アイスブレイクとは?意味は?

アイスブレイクとは、英語の文字通り、アイス(氷)をブレイク(壊す)ことを指します。

学校のクラス開きや研修・セミナー、初対面の人が集まる場所の始まりのとき、緊張感が漂っていませんか?

講師や先生の緊張もあるし、参加者の緊張もあります。

そんな氷のように固まった緊張感をほぐすためのゲームやワークのことをアイスブレイクと言います。

アイスブレイクの効果は6つ

アイスブレイクの効果は6つあります。

    ・緊張感がほぐれる

    ・自然と自己紹介でき、参加者同士が知り合える

    ・失敗してもいい雰囲気ができる

    ・心地よいコミュニケーションが取れる

    ・チームワークができる

    ・頭が柔らかくなる、想像力を広げられる

です。それぞれ解説します。

その効果を引き出すためにグランドルールを伝えておくこともおすすめです。

緊張感がほぐれる

簡単なゲームをするので、自然と参加者に笑顔が出て、簡単に緊張がほぐれます。

緊張がほぐれることで、意見が言いやすくなったり、参加する姿勢が変わってきます。

参考記事:“言葉のトス”アイスブレイクでYes, andなコミニュケーションを体験するインプロワーク

自然と自己紹介でき、参加者同士が知り合える

アイスブレイクにはさまざまな種類があり、中には参加者同士が知り合えるワークがあります。

名前を呼び合うワークや、好きなものを知ったりすることができます。

始まってすぐ、「自己紹介してください。」と言われると、なかなか自己紹介しにくい空気だったりしますが、アイスブレイクの中で、講師が上手くファシリテーションし、自然と知り合う空間を作ることができます。

参考記事:インプロワーク”回覧板”:名前を覚えるのに使えるアイスブレイク

参考記事:[動画付]インプロゲーム“わたしあなた”のやり方〜自己紹介で使えるアイスブレイク〜

失敗してもいい雰囲気ができる

ゲームを楽しんでいるだけのようで、ゲームだからこそ、失敗やうまくいかないことも楽しめる効果もあります。

失敗しないように、チャレンジしない空気感ではなく、その場では、まずはやってみよう!という空気感を作ることができます。

その空気をつくるのにおすすめなワークもあります。

参考記事:英語の数字を楽しく覚えるアイスブレイク”1〜66”チームビルディングにも

心地よいコミュニケーションが取れる

アイスブレイクをする時に、講師からグランドルールを伝えたり、声かけを工夫することで、参加者同士の心地よいコミュニケーションを作り出すことができます。

本サイトでは、インプロという即興劇から生まれた、 Yes, andなコミュニケーションを実践できるワークをご紹介しています。

どんなことがあってもYes(肯定的に)に受け止め、andで提案していくというコミュニケーションは、とても心地よく、話しやすい雰囲気ができます。

参考記事:インプロ(即興劇)から生まれたYes,andの考え方

参考記事:アイスブレイクで使える!”拍手まわし”でコミュニケーションを体験する

チームワークができる

アイスブレイクの中にはチームワークやチームビルディングに活かせるワークがあります。

グループで一つの目標やテーマを目指して、ワークやゲームをするので、一緒に頑張ろう!という一体感が生まれます。

一体感が生まれることで、グループ内のアイディアがうまく合わさって、いいものができたり、協力し合う姿勢が生まれていきます。

参考記事:“一文字ソング”音楽の授業で使える/チームビルディングにインプロゲーム[動画付]

頭が柔らかくなる、想像力を広げられる

アイスブレイクとして、連想ゲームやグループで言葉をYes, andしているゲームがあります。

場を和やかにするだけでなく、発想力、想像力を広げる効果もあります。

ゲームだからこそ、自由に楽しく、時にはびっくりするような、ありえないようなことを言い合いながら、楽しんでいくことで、いざ、メインのワークをする時も、固定観念にこだわりすぎず、柔らかい頭で参加することができます。

参考記事:子どもたちと楽しめる!アイスブレイクにぴったりの”連想ゲ-ム”[インプロゲーム]

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アイスブレイクは、最初に行おう!

アイスブレイクは、場の最初にしましょう。

もちろん途中でしても効果がありますが、その場の空気を作るのは、一番最初です。

その最初で印象が決まりますので、最初にアイスブレイクをして、ほぐしていきましょう。

そこから、学びのいい雰囲気を参加者と一緒に作っていきましょう。

アイスブレイクの種類とやり方

アイスブレイクと一口言ってもたくさんの種類があります。

上にも少しご紹介していますが、特に簡単なものをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

参考記事:20人くらいでアイスブレイクで簡単にできるインプロゲーム5選

参考記事:目的別!簡単!インプロゲーム一覧〜アイスブレイクやチームビルディングに〜

それぞれやり方も解説しています。

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まとめ

アイスブレイクには6つの効果があります。

    ・緊張感がほぐれる

    ・自然と自己紹介でき、参加者同士が知り合える

    ・失敗してもいい雰囲気ができる

    ・心地よいコミュニケーションが取れる

    ・チームワークができる

    ・頭が柔らかくなる、想像力を広げられる

たくさんの効果がありますが、その空気を作るのは、講師や先生、参加者全員で作っていきます。

参考記事:ファシリテーションし、安心安全な場づくりするために伝えるグランドルール7選

声かけなども工夫しながらぜひトライしてみてください。