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インプロワーク”回覧板”:名前を覚えるのに使えるアイスブレイク

インプロ・ファシリテーション

アイスブレイクで参加者同士の名前を覚えるのにも使えるインプロワーク “回覧板”をご紹介します。

呼んでほしい名前を見えないボールで回しあうワークなので、初対面の人たちが出会う場でのアイスブレイクとしても活用できます。

やり方や使うオススメの場面などをご紹介しますので、使ってみてください。

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アイスブレイクで名前を覚えるのにも使える”回覧板”とは

”回覧板”とは、集まったメンバーで円になり、見えないボールを回すように、呼んでほしい名前などを繋いで、回していくワークです。

名前だけでなく、自分の好きな言葉や、座右の銘、憧れのキャラクターなどを使って、2つ目、3つ目と回覧板を同時に回していきます。

見えないボールを参加者全員で無くさないように、回していきます。

回覧の数が増えていくに連れて、ボールを失ってしまう可能性があります。

どうすればボールがなくならないかを考えながら、Yes, andしながら、人とのより良いコミュニケーションについて体感しながら学こともできます。

参考記事:インプロ(即興劇)から生まれたYes,andの考え方

インプロワーク ”回覧板” の概要

人数:5人以上20人くらいがオススメ。大人数でも可

時間:10分

初心者難易度:★

タイミング:簡単なアイスブレイクに/初対面の人たちの名前を覚えるとき/コミュニケーションについて学体験するとき

目的:アイスブレイクに / 相手を知り合いたい時に /コミュニケーションを学ぶ時に

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”回覧板” のやり方

・参加メンバー全員で円になる。

・まずは、読んでほしい名前を全体で共有します。それぞれ参加者の名前を頑張って覚えます。

・リーダーから、一本の回覧板になるように、”自分の名前”→”回したい人の名前”を声に出して、回します。

・呼ばれた人は、同じように”自分の名前”→”回したい人の名前”を声に出して、次の人へ回します。

・全員に回るように順に回覧板を作ります。最後リーダーへ戻るようにします。

※一度呼ばれた人は、回してくれた人、回した人を覚えておきます。

・全員に回ったら、全員でもう一回、回覧板を回し、順番を覚えます。

・順番を覚えたら、もう一本の回覧を作ります。例えば、好きな言葉などテーマを決め、別の回覧板を作ります。順番を変えていきます。

・同じようにできれば、2本の回覧を同時に回していきます。

・2本同時にできれば、3本目の回覧を作って、3本同時に回していきます。

 なりたいキャラクターや自分を色で表すと。など、テーマを決めて進めます。

“回覧板”をするメリット

回覧板のワークは、初めて出会う人たちがそれぞれを知り合う機会にもなりますし、コミュニケーションをより良くするためのポイントを学び体感することができます。

参加者の個性が自然とわかる

回覧板を回すものを、呼ばれたい名前や好きな言葉、なりたいキャラクター、自分の特徴を例えた色や動物にしてみる(青のライオンなど)ことで、自然と参加者かどんな人かを、人とのなりが見えます。

最初に自己紹介をしてくださいと言われると、職業など普段していることが出てきたりはするかもしれませんが、その人となりはなかなか出てきません。

さりげなく、空間を作りながら、その人のキャラクターがわかり、自己紹介がわりになって、個性がわかります。

ボールを無くさない=コミュニケーションをスムーズにする

このワークをやってみると、思ったより、集中力が必要だと体感できるのではないかと思います。

それは、普段のコミュニケーションを体感しているような感じです。

さまざまな情報をしっかりと聞き分け、受け取り合い、

相手に伝わるまで伝える

受け取り手も受け取る姿勢を意識する

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必ず振り返りをしましょう

どのワークでもそうですが、必ず振り返りをしましょう。

ワークをする上で、どんなことに気をつけるとスムーズに回せるか、日常生活と照らし合わせて学べることは何かなど、問いかけながら、参加者同士で振り返りましょう。

まとめ

回覧板は、シンプルなワークなようで、コミュニケーションの基礎を体感するのにぴったりなワークです。

ぜひ楽しんでみてください。

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