学びの匠 Mariko メンタル・インプロを知れば、学びはもっと楽しくなる

インプロ(即興劇)から生まれたYes,andの考え方

インプロ・ファシリテーション

Yes, andの考え方は、インプロ(即興劇)からきています。

どんなことも肯定的に受け止め(Yes)、その上で自分の意見を加える(And)という考え方です。

この考え方のおかげで、私の捉え方は大きくかわり、人生観が変わったと言っても過言ではありません。

インプロから学んだYes, and のマインドの学び方、捉え方をご紹介します。


Marikoインプロで体験するからこそ、Yes,andの考え方が自分自身に染み込んで日常生活のどんな大変な出来事もうまく切り替えることができるようになりました。アプライドインプロに出会い、実践すること10年。インプロ自体のプロじゃないけれど、日常生活、研修などでも大切にしている考え方です。

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インプロからYes,andが生まれたわけ

インプロとは、英語でImprovization(インプロビゼーション)で、即興劇のことです。

即興劇は、台本のない演劇で俳優さんの練習手法として使われています。

台本がないので、相手から出てきたどんなことに対しても、

いやいや、その展開はないわー

そうじゃなくて、こっちの方がいいんじゃない

とNoで否定してしまってはストーリーが進みません。

だからこそ、どんな展開もYesで肯定的に受け止めて、Andで自分のアイデアをつむいでいく、Yes,Andしていく考えが生まれました。

Yes,andとNo butとYes, but

Yes,andとは、どんな出来事があっても、まずはYes:なるほど!と受け取り、その上でAnd:自分なりの提案、行動をしていく考え方です。

これと反対語がNo,butです。

いやー、それは違うよ。そんなことしたらダメよー。こうしなきゃ。

と否定から入っていくことです。

もう一つがYes,andしているように見せて、butで否定し、全然違う方向へ持っていこうとするやり方もあります。

この3つのパターンがあることを知った上で、あなた自身の傾向も考えてみてください。

私たちは人間なので、いろんな感情や考え方があります。全てのことにYes,andできるわけではありません。

ですが、このYes,andの考え方を身につけると、人との関係性がよくなったり、前向きになれたり、何よりメンタルも強くなり、レジリエンス力(復活力)をつけていくことができます。

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Yes, and のYesの仕方

Yes,andのYesとは、【肯定的に受け止める】ということです。

必ずしも受け入れるというわけではありません。

もちろん、受け入れられることは受け入れるのがいいと思いますが、できないこともあるので、その時にどうYesすればいいかをご紹介します。

なるほどそうきたかーーー!!

 とりあえず、そのまま受け止めてみましょう。

 想定外だったけど、私はこう思うよ。と会話できるといいですね。

  

それはちょうどいい!!

 できそうだったら、不都合な出来事もちょうどいい!と言ってみるのがおすすめ。

 ちょうどいい!と言ってみると、ちょうどよくなる方法が見つかるかもしれません。

参考記事:インプロゲーム解決社長!大変です!をちょうどいい!に変えるワーク

まとめ: Yes, and を日常にとりいれてみて!

インプロの考え方からきた Yes, and。

私たちが生きる今の時代は、インプロと同じように何が起こるかわかりません。

その起こった出来事も No!としてしまうのではなく、 Yes,andで捉え直してみると、日常生活が楽しくなったり、いい流れが生まれたりすると私は実感しています。

ぜひ、チャレンジしてみてください。