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インプロ(即興劇:Improvization)とは?どんな効果があるの?

インプロ・ファシリテーション

インプロとは即興劇という英語Improvizationの略で、俳優さんのパフォーマンスや演技力向上に使われる他、教育や研修の分野のコミニュケーション力向上やチームの関係性向上に役立てることができます。

その理由やインプロの種類などを詳しく解説します。

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インプロとは?

インプロとは、英語のImprovization(インプロビゼ-ション)の略で、即興劇を意味します。

即興劇は、お客さんからお題をもらい、台本なしで舞台を作るパフォーマンスを指します。

パフォーマンスとしてお客さんに披露するだけでなく、パフォーマーの演技力の向上のトレーニングとしても使われます。

また、パフォーマーだけでなく、たくさんあるインプロワークを応用することで、人材育成の研修などでも活用されています。

このように、インプロにはパフォーマンスとして、人材育成としての2つの要素があります。

パフォーマンスとしてのインプロ

プロの俳優さんたちがパフォーマンスとして、お客さんからお題をもらい、そのテーマでパフォーマンスをします。

例えば、レストランとお題をもらえば、レストランのお題でパフォーマンスをします。

インプロは即興で作られるものなので、台本がありません。

だからこそ、パフォーマンスをしていく上で、パフォーマー同士の関係性や信頼がないことにはうまく進みません。

そこで出てきたのが、Yes,andという考え方です。

即興で全て行われるからこそ、相手からのどんな行動、どんな言葉もNoではなく、Yes(そうきたか!)と肯定的に受け止めて、その上で、自分の考えたフレーズや言葉をAndとして追加していき、パフォーマンスを作っていきます。

参考記事:インプロ(即興劇)から生まれたYes,andの考え方

この即興劇のパフォーマンスを仕上げていくために、インプロの練習もしっかり行います。

即興なのに練習するの?と思うかもしれませんが、即興だからこそ、相手をしっかり信頼したり、経験をたくさん積んでいくことで、より良い関係性、より良いパフォーマンスをすることができます。

また、即興劇のトレーニングすることで、演技力自体も高めていくことができます。

コミュニケーション力を高める応用インプロ(アプライドインプロ)

インプロにはさまざまなワークがあります。

そのワークをパフォーマーでない、一般人の私たちも体験することで、コミュニケーション力を向上していくことができます。

例えば人の話をちゃんと聞きましょうと言われても、その人にとっては聞いているつもりだったかもしれませんが、いざワークをやってみてたら、「あ、自分て全然人の話を聞けていなかっただな」と気づくことができます。

ただ単に、インプロワークで遊ぶというよりは、振り返りをすることで、自分自身の行動のクセを知ったり、表現力を高めたりすることができます。

単純にインプロをするだけではないので、応用インプロと呼ばれたり、私が関わる団体(AIFA)では、アプライドインプロと呼んだりします。

参考記事:ビジネス・研修で使えるインプロとは?その効果は?

参考記事:インプロ研修で鍛えるプレゼンテーション力がつく4つのポイント

どうやってするの?

インプロゲームはたくさんあります。

2人でできるもの、大人数がいいものなど、豊富にありますので、

ぜひ、こちらを参考にためしてみてください。

参考記事:目的別!簡単!インプロゲーム一覧〜アイスブレイクやチームビルディングに〜

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まとめ

インプロとは日常生活ではなかなか触れることはないかもしれませんが、体験しながら、自分自身に気づくことができ、普段からYes,andな行動がしやすくなります。

ぜひ、体験してみてください。