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“起承転結”のストーリーを即興で作ろう!小学生でもできるインプロワーク

インプロ・ファシリテーション

起承転結のストーリーをインプロ的に即興で作っていくワークです。

このインプロワークでは、想像力を生かし、楽しみながら起承転結というものを小学生でも体験できます。

大人のワークショップなどでも、Yes,andするトレーニングに、チームでの学びを深めたり、想像力を引き出していくことができます。

参考記事:インプロ(即興劇)から生まれたYes,andの考え方

ぜひ、学びの場で活用してみてください。

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起承転結とは?

起承転結は、ストーリーを作っていく骨子となる考え方です。

    起:ストーリーの場面設定など背景

    承:起の部分をさらに深める情報

    転:起・承の出来事が一点する出来事

    結:結果やまとめ

の形で伝えたり、ストーリーを作ると、人に伝えやすくなると言われています。

今回ご紹介する、インプロゲームの起承転結は、もともとストーリーテリングとして使われているワークを日本風にわかりやすくして行うワークです。

1人で作るのではなく、グループで1人1文ずつ即興で作って、物語を完成させます。

起承転結の概要

人数:3~4人

時間:20分

タイミング: good news Bad newsの後に。

目的:チ-ムビルディングに / 想像力を育む

参考記事:アイスブレイクで短時間で使えるインプロゲームGood News Bad News

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起承転結のやり方

3人~4人のグル-プになり、最初に始める人を決めます。

以下のスト-リ-にそって、一人1文ずつ作って、つないでいきます。

    起 : (いつ)、(だれが)、(どこに)住んでいました。

    承 : 毎日毎日、__________をしていました。

    転 : ある時、__________(ハプニング)。

    そのおかげで or そのせいで ________。

    そのおかげで or そのせいで ________。

    そのおかげで or そのせいで ________。

    結 : そのおかげで or そのせいで ________。

    それからずっと、_______。めでたしめでたし。

起承転結のポイント

ふりかえりをしよう

1人1文ずつで物語をつくっていくと、一人で考えるのとは比べ物にならないくらい、イメ-ジと違うスト-リ-ができます。

あのとき、本当はこんな話をイメ-ジして言ったよとか、まさかこうくるとはおもわなかったとか、その時感じたことをグル-プで共有しましょう。

いいスト-リ-を作ることが目的ではなく、その過程をしっかり振り返りましょう。

発表の機会をつくる

グル-プでの練習を行ったあと、他の人にも見てもらう機会をつくりましょう。

最初の起の部分はお客さんからもらって、進めていきます。

人の目があることで、緊張感ももちながら行うことができます。

客観敵な意見をもらいながら、振り返りをします。

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まとめ

起承転結は、この流れで進めれば、小学生でも起承転結のイメージが湧きやすいですし、チームビルディングにぴったりです。

ぜひ、やってみてください。

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