学びの匠 Mariko メンタル・インプロを知れば、学びはもっと楽しくなる

ビジネス・研修で使えるインプロとは?その効果は?

インプロ・ファシリテーション

俳優さんたちのトレーニング技法であり、パフォーマンスとしても使える、インプロ(即興劇)は、ビジネスや研修などのシーンなどで応用して活用することができます。

どうしてインプロが必要とされるのか、その効果などをご紹介します。

Mariko人生は即興力!インプロを応用する研修に関わり約10年。人との関係や自分の創造力、自分自身が変わるきっかけになりました。

 

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インプロとは?

インプロとは、英語のimprovization(インプロビゼーション)のことで、日本語では即興劇と言われています。

元々は、俳優さんたちの演劇のトレーニングとして即興劇が使われています。

また、即興劇の舞台・パフォーマンスをされている方もいます。

このインプロは、テーマをもらい、そのテーマの中でストーリーを作っていきます。

例えば、【レストラン】というテーマであれば、「よーいスタート!」で

Aさんが定員さん役として「いらっしゃいませー」入り、それに加えるように、Bさんが「お持ち帰りできます?」とお客さん役として入ってくる。

と言ったように、ストーリーを作っていきます。

どんなことがあってもYes, andで、相手が言った出来事に対して、「いや、その展開はないよ(No)」ではなく、「お、そうきたか (Yes)」で受け止め、 自分のアイディアを伝えて進めていきます(AND)。

参考記事:インプロ(即興劇)から生まれたYes,andの考え方

研修やビジネスで使える応用インプロ(アプライドインプロ)

このインプロは、俳優さんたちのトレーニングやパフォーマンスとして使われるものですが、プロではない私たちも体験型の研修やビジネスで、インプロのさまざまなワーク(ゲーム)は応用(アプライ)して、コミュニケーション力向上などに役立てることができます。

座学などの知識を知っていても使えなけれは意味がありません。

このインプロを応用する、【アプライドインプロ】(または応用インプロ)は,研修などを通して、人とのコミュニケーションや想像力/創造力を引き出したり、体験しながらさまざまなことを学ぶことができます。

研修やビジネスだけでなく、教育現場で使っていくこともとても有効です。時には、飲み会の席で遊んだりもします。

正直私は、インプロ自体は苦手なんですが、その一部を体験することで、その考え方からたくさんのことを学んでいます。

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アプライドインプロで学ぶ効果

インプロワークはさまざまな効果があります。

副次的に更なる効果もたくさんあるのですが、特に大きな4点をご紹介します。

Yes, and 力を鍛える

このYes, andの考え方を知り、Yes, andの考え方を日常で実践することは、自分の生活や仕事を充実させ、良い方向に導いていきます。

能力×熱意×考え方=仕事の成果

というビジネスの考え方を学んだ時にも思ったのですが、どんなに能力があっても、どんなに熱意があっても、考え方がマイナスになると、全てかけ算なので、成果もマイナスになってしまいます。

どんなことがあってもネガティブに捉えるのではなく、ポジティブ(肯定的に)捉えることを意識します。。

・自分自身をYes, andする

・辛いことや想像もしないしんどい出来事にもYes, andする

・相手の言うことにもYes, andする

など、インプロの体感を通して、あらゆることにYes, andできることを目指していきます。

コミュニケーション力を伸ばす

インプロをすることで、人との関わりを体感することができます。

人からのどんな出来事もYes, andしていく習慣を作りながら、自分の関わり方のクセを知り、コミニュケーションを育んでいくことができます。

チームワーク力を高める

ビジネスや教育の中では、チームメンバーなど関わる人たちとインプロをすることで、協力して何かを作っていくチームワーク力を鍛えていくことができます。

リアルの仕事ではYes, andできなくても、ちょっと違う世界であれば違う一面が見えたりして、意外な関係性が生まれたりします。

創造力・想像力を鍛える

普段、いろんなことを考えているつもりでも、同じ環境にいると、考えが滞ってしまいます。

インプロでいろんな人たちとアイディアをもらうことで、今までとは違うアイディアが広がったりします。

子どもたちとやるとその想像力・創造力がバンバン出てきるので、もっと面白いです。

その想像力が大人たちのアイディアに刺激が出てくるので、年齢関係なく楽しむのがいいと思います。

まとめ

ビジネス・研修、教育の現場で活用できるアプライドインプロ。

知識を得るだけでなく、それを体感し、気づきを得るのにぴったりです。

インプロワークはたくさんありますので、ぜひ遊びながら学んでみてください。