インプロゲーム”ペーパーズ”とは?〜Yes,Andな関係性を作ろう〜
インプロゲームのペーパーをご紹介します。
ペーパーズは文字通り、紙に書かれた言葉やフレーズを使いながら、ストーリーを進めていきます。
研修などでYes,andな関係性をつくるワークとしても使えますし、気の許した仲間であれば、飲み会のときにも気軽に遊べるゲームです。
Marikoアプライドインプロを実践して約10年。ペーパーズは乗りの良い人たちとなら遊びで楽しめます。まさに日常は何が起こるかわからない!をYes,andするトレーニングとして、コミュニケーションを楽しむツールとして使えます。
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もくじ
インプロゲーム”ペーパーズ”とは?
ペーパーズとは、まさに‘紙‘を使ったインプロゲームです。
紙にさまざまなワードやフレーズを書き、その書いた紙をひきながら即興でストーリーをつないでいきます。
どんなフレーズがきたとしてもYes,Andして、ストーリーを繋いでいきます。
参考記事:インプロ(即興劇)から生まれたYes,andの考え方
ペーパーズの概要
人数:3〜4人
時間:4〜5分
初心者難易度:★★★
タイミング:ちょっと場が温まってきたときに。
目的:チームビルディングに/Yes, and なコミュニケーションの体験に
参考記事:ビジネス・研修・教育で使えるインプロとは?その効果は?
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準備
紙とペン、必要なら箱
紙は“一言“書けるサイズに切っておきます。
参加者と一緒に、その紙にフレーズや文章、単語を書きます。
最初は何を書いていいのか悩むのですが、本当に何を書いてもいいんです!!
‘愛してる‘
‘やっぱり、ビールはアサヒだよね‘
‘明日は何してる?‘
‘来週、宇宙旅行に行くねん~‘
などなど、とにかく発想を飛ばして、あらゆる言葉を書きます。
書いたら見えにくいように、紙を折って、一ヶ所、真ん中らへんに置く。
ペーパーズの進め方
あらかじめ準備しておいたペーパーを地面にばら撒きます。
お題を決める
インプロで進めるときは、場面やシーンなどのお題を見る側の人たちからもらいます。
例えば、レストランとか、会社とか、公園とか、なんでもいただいたものにYes,Andして始めます。
時間を決めて、インプロしながら紙をひく
約5分くらいのイメージで、インプロをはじめます。
場面やテーマに合わせて自由に会話を始めます。
その途中で紙を一枚引き、すぐに引いた紙の言葉を読みます。
ルールは二つ
- 引いたカードは必ずその時に読む
- 周りの人はその言葉をすべてYes,andして、会話を膨らませる。
引いたものは必ず読んでそこからストーリーを進める!それだけがルールです。
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ワークのポイント
やってみるとわかるかと思いますが、ワークをする上でのポイントがあります。
紙はほどよく引く
この紙は、どんどん引きすぎても、忙しい展開になるし、引かなさすぎても、おもしろくなかったりします。
引くタイミングによって楽しさが変わるので、参加者同士で探り合ってみたり、いろいろチャレンジしてみてください。
うまくできることを目的にしない
私も真面目だったので、うまくやらなきゃ恥ずかしいという気持ちばかりありましたが、プロを目指すわけではないので、うまくできる必要はありません。
正解はない!シンプルに楽しもう
引くタイミングはほどよくと書きましたが、それも正解はありません。
こうしなきゃ、ああしなきゃではなく、いろんなことを試してみるのもアリです。
まとめ
ペーパーズは、紙さえあれば楽しめるワークです。
時には神が降りてくるくらいの奇跡のワードを引いたりして楽しめます。
シンプルに楽しんでやってみてください。
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