学びの匠 Mariko メンタル・インプロを知れば、学びはもっと楽しくなる

レジリエンス力を高めるためにオウムで自分の捉え方を客観視する

感情コントロール

レジリエンスとは、精神的な復活力や逆境力を表します。

そのレジリエンス力を高めるのに大切なことがネガティブな感情や捉え方を客観的に見て、ポジティブな捉え方に変換できないかを考えてみることです。

こちらの書籍のなかではオウムを使って考えます。


本からどんな捉え方があるのかをご紹介します。

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捉え方を考えるポイント

嫌な出来事、辛い出来事があった時に人は、その出来事が起こったから、こんなひどい結果になったんだと考えてしまいます。

しかし、出来事は、ただのできごとで、その出来事に対して、人のネガティブな捉え方をするから、ネガティブな結果に思うのです。

まずは出来事と結果を事実として書き出し、そこから自分にどんな捉え方があるのかを、オウムで考えていきます。

ココロの声をオウムに当てはめてみる。

まずは、その出来事が起こったとかに自分がどんな心境だったかを分析してみましょう。

ココロの声をオウムで考えてみる

※ 自分のココロの声=捉え方(感情)=オウムさん の順番で書いていきます。

    ・あの人のせいだ!(怒り,不満) =非難オウムくん

    ・どうして?おかしい!!それは正しくない!(怒り、嫌悪感、憤慨) =正義オウムくん

    ・私が間違っているんだ、私のやり方が悪いんだ(自責,不安) =罪悪感オウムくん

    ・どうせ私は認められないんだ!自分はみんなより劣っている(劣等感、敗北感)=敗北者オウムくん

    ・よくないことが起こりそう(不安、恐れ)=心配オウムくん

    ・何を言っても無駄だ、できるわけない(あきらめ、脱力感、無力感)=あきらめオウムくん

    ・関係ないし(無関心)=無関心オウムくん

こんな風に、自分のココロの声を、自分の肩の上にいる、オウムさんの声だと俯瞰してみてみます。

オウムの声はあなた自身の声

このオウムの声は、あなたの耳元でささやかれているコトバです。

出来事をみた時に、過去の経験などから、瞬間的にネガティブな捉え方をして、自分のココロで言っている声なんです。

そのネガティブな捉え方やコトバを無意識に自分が言って、無意識に自分がきいているのです。

耳元でささやかれたら、だれでもしんどいし、辛い気持ちになりますよね。

このオウムさんは一つとは限りません。

私は初めて考えてみた時、非難オウムくんと、正義オウムくん、敗北者オウムくん、あきらめオウムくん、罪悪感オウムくんの5羽のネガテイブオウムくんがいたって気づきました。

こんなにたくさんいたんだーーーーーー とびっくりしました。

一つの出来事を取り出して、何羽ついているか書き出してみてください。

そうすると、たくさん背負ってしんどかったんやねと自分に言うことができます。

まずは自分にとって、小さな嫌な出来事から考えてみることをオススメします。

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理想のコトバをささやいてくれるオウムは?

ネガティブなオウムくんについて考えてみましたが、反対に、あなたがささやいてほしいボジティブなオウムくんはどんなコトバを話していますか?

こんな言葉を言ってほしいというイメージを書き出し、自分に普段からいうようにしましょう。

それが出来たら、ネガティブなオウムさんの言葉をポジティブなオウムさん(違うコトバでもオッケー)に変えることは出来そうでしょうか。

辛い時、嫌な時に自分を楽にするオウムさんの言葉を書いてみましょう。

ちなみにこちらが私が書いたオウムさんの絵です。

    ・Happy オウムくん ・・・ありがたいよね〜、幸せだよね〜、いい感じだよね〜

    ・Lucky オウムくん ・・・私ってツイてるよね〜 天気さえも味方〜

    ・Enjoy オウムくん ・・・何事もうまくいくよね〜あたかも計画したかのようで楽しい〜

そんな気持ちであれると幸せだなぁと思います。多くはそんな気持ちで入られている気がします。

まとめ

辛い出来事やしんどい出来事があったときに、自分の捉え方をオウムに例えて考え、それを違う角度で考えたりして、ポジティブな声に変えられるかをぜひ試してみてください。

最新作の書籍もあります。

ぜひ参考に読んでみてください。